NO.81.セーヌ川と橋 La Seine et Point

ロワール川に次ぐフランス第2の大河「セーヌ川」ブルゴーニュ地方の源流から英仏海峡へと全長76kmのうち12kmがパリ市内を流れる。勝手は重要水上交易ルートでありパリ市民の貴重な水源でもあった。そのセーヌの川岸が世界遺産に登録されているが、セーヌ川に架かる橋の紹介をしよう。
セーヌのオステルリッツ橋とコンコルド橋の間には川沿いに未知があり、車の喧騒から離れて水の音に触れながら船を利用したカフェやレストランにゆっくり時を過ごすことが出来る。300年前から続くブキニスト(古本屋)は、サンミシェルやシャトレー周辺の道路沿いの河岸に集まっている。
ボンヌフ(新橋)脇にあるシテ島最先端部の緑地にはアンリ4世のあだ名である「遊び人」と言う意味の「ヴェールギャラン広場」がありアンリ4世の騎馬増が立っている。
セーヌ川西端のグルネル橋とビルアケム橋の間には、「白鳥の小道」と呼ばれる全長1kmの細長い人工島がありセーヌの真ん中を歩きながら河岸を眺められる。
先端には「自由の女神」が立っている。
セーヌ川には、36の橋が架かっている。自動車専用、歩行者専用、鉄道用様々な歴史とスタイルが個性的だ!


■橋のいくつかを紹介しよう!
●ボンヌフ Pont Nufu
1606年に出来た石橋でシテ島と料岸を繋いでいる最も古い橋。
乗船場:ビデットデュボンヌフ
●ポンテザール Pont des arts
ナポレオン1世が左岸からルーブルに入るために掛けさせた「芸術橋」1804年に完成。現在の橋は、1985年再築。
●コンコルド3世橋 Pont dela Concorde
革命直前に工事が始まり取り壊されたバスティーユの石を使って建設。ルイ16世橋、革命橋とト名称が変わった。
●アレキサンドル3世橋 Pont Alexandre Ⅲ
1900年パリ万博記念に建設。装飾が凝り彫刻、街灯が素晴らしい華麗な橋である。
長さ107.5m、幅40m
●ミラボー橋 Pont Mirabeau
恋に破れたアポリネールの詩「ミラボー橋のしたをセーヌは流れ、我らの恋も流れる…」とシャンソンで知られるようになった!

●セーヌ川の観光船/水上バス
◇バトー・ーパリジャン Bateaux Parisiens 
上船場:イエナ橋側左岸 昼・夕食コース有り
◇ウデットドパリ Vedettes de Paris
場船上:エッフェル塔側
◇バトビュス:25分おきにでている。セーヌ川を観光にも利用できる。
●サン・マルタン運河 Canal Saint-Martin
バスティーユ広場とラ・ヴィレット間の運河巡り。2社が1日数本運行所要3時間

世界遺産セーヌの河岸の旅をパリに行ったら絶対1日体験してみよう。
体験するだけの価値有り!