NO.182町そのものが美術館「ルーアン」見どころが一杯パリからちょっと足を延ばしてみては・・・
町そのものが美術館「ルーアン」
セーヌ川沿いに開けた北フランスの大都市「ルーアン」は、ローマ時代から
水運を利用した交易で発展し10世紀には、ノルマンディー公国の首都でした。モネの連作で有名な大聖堂やゴシックの宗教建築がたくさん残されている
ことから「100の鐘楼を持つ町」とも言われます。
旧市街には、ノルマンディー独特の木組みの家々がよく保存され、なかには
14世紀の建物も残っています。
百年戦争のヒロイン【ジャン・ヌダルク】が没した町でもあり5月には、
彼女をしのんで大規模なお祭りが開かれます。
見どころは、ノートルダム大聖堂 Cathedrale Notre-Dame
フランスゴシック建築の代表作で12~16世紀にかけて建てられゴシック
建築の返還の過程を見ることができる。華麗な西正面は、モ根の連作の
モチーフとして有名であり、聖堂内を飾る13世紀からのステンドグラスも
必見!
また、ルーアン美術館Musee des Beaux Aetsは15世紀から現代までの
ヨーロッパ絵画を幅広く集めた美術館で地方美術館としてはフランス最大の
規模を誇り、中でもモネ、シスレーなど印象派絵画のコレクションが充実。
モネが描いた約30点の大聖堂連作のうちの1点「曇天」を所蔵しています。
他に看板や錠、手すり、台所用品を展示しているセック・デ・トゥルネル
博物館、や陶器博物館もお薦めです。最後に「旧市場広場」は、必ず行って
欲しい所です。
1431年5月30日ジャンヌ・ダルクは、この広場で火刑に処せられました。
広場に建つ聖ジャン・ヌダルク教会は、1979年建造のモダンな造りですが
教会内部を飾るステンドグラスや黄金の大時計は16世紀のものです。
教会前には、ジャンヌ・ダルクの生涯を綴った蝋人形館があります。
ルーアンの観光に飽きた方には、感動の異文化体験は如何ですか?
ルーアンの奥深い魅了は、ユニークな感動体験プログラムを紹介しましょう!
2泊3日の感動プログラムには、全て旧市街観光と美術館・博物館パスが
含まれています。
● シェフと一緒に料理体験Cuisinez comme un chef!
有名な「ルーアン風仔鴨のロースト」をはじめ、美食レストランの中でも
選りすぐりのシェフにノルマンディー料理の極意を教わります!
出来上がった料理はワインと共に試食を…
● 名物職人との出会いA la rencontre des métiers d’art
工芸家のアトリエが集まる地区「サン・マルクー村」を訪問し陶器絵付け、
金細工、タピスリー、帽子造り、絵画修復、などお好きな工芸を選んで
体験が出来ます!
アクセスは、パリ・サンラザール駅から急行で約1時間10分。
日帰りにもってこいのコースです。