NO67.私のお薦めパリの休日は「オランジェリー美術館」!

Musee de l’Orangerie
オランジュリー美術館

オランジュエリー美術館オランジェリー美術館
2006年5月に待望のリニューアルオープンとなったオランジュリー美術館。
これまで壁で隠れていた元の温室のガラス窓が再び姿を現し、自然光を上手に採り入れたとても気持ちの良い美術館です。

なんといっても見逃せないのはモネの「睡蓮」。以前はなんとなく暗い感じの部屋に閉じ込められていましたが、今回のリニューアルで天井から自然光の入るとても明るい展示室となり、「光の画家」モネも喜んでいるのではないでしょうか。
小さな美術館なので入場者制限をしていますが、一度中に入ってしまえば比較的余裕を持って見学することが出来ます。行列をしても必ず行きたい美術館のひとつですが
グループ旅行者の見学は、午前中に限られているのでご注意下さい。逆に、個人旅行者の方の見学は午後のみです!
主な作家、作品:
モネ「睡蓮」「アルジャントゥイユ」、ルノワール「道化師姿のクロード・ルノワール」「ピアノを弾く少女たち」「長い髪の浴女」、モジリアニ「ポール・ギョームの肖像」、セザンヌ「セザンヌ夫人の肖像」、ピカソ「水浴の女」、ローランサンローランサン 「マドモアゼル・シャネル」 、ユトリロ 「ラ・メゾン・ローズ」 、ルソー「結婚式」、ドラン、シスレー、マティス、ゴーギャン ほか。(2006-07-14)

メトロ駅:Concorde 1,8,12番線 徒歩3分
●オランジュリー美術館
会館:月、水、木、土、日 12:30~19:00金 12:30~21:00
休館:火曜、5月1日、12月25日
料金:通常6.50€  割引4.50€ 毎月第一日曜は無料 
オーディオガイド(日本語あり)
※美術館解説
果樹園だったオランジュリー
元来19世紀のナポレオン時代にオレンジの果樹園として使われていたことから「オランジュリー」と名付けられたこの美術館は、1930年代にモネの睡蓮を展示するための会場となったのが始まりでした。
モネは自身の集大成ともいえるこの睡蓮という作品に非常に強いこだわりを持ち、展示する場所から展示方法までを自ら指定することに執着したそうです。作品の内容から展示する美術館は自然に囲まれた環境でなければいけないとし、光も自然光を使う事としました。その結果、セーヌ川という「水」がすぐ近くにあり、チュイルリー庭園の中にあるオランジュリーに白羽の矢が立ったのです。
美術収集家ポール・ギヨームのコレクションが加わる
1970年代に、美術商であり収集家でもあったポール・ギヨームのコレクションを受け継いだ夫人から寄与された作品が新たに加わり、現在のオランジュリーのコレクションの完成形となります。こちらは主に30年代の著名な画家の絵画が中心で、その内容はルノワール、セザンヌ、ピカソ、マチス、モディリアニ、ユトリロ、ルソー……と匆々たる顔れ。
特にモディリアニ、ドラン、ヴァン・ドンゲンという3人の作家によるギヨーム氏の肖像画は、それぞれの作風による違いを見比べてみると面白いかもしれません。