NO18..小さな鷲の巣村を訪ねて・・・「Riviera Core d’Azur」

ヴァンスから山道を辿ると小さな鷲の巣村がいくつも現れてくる。すみれの村で有名なトゥーレット・シュル・ルーを訪ねた。
11月から3月の間、この村の周囲はスミレの花で紫に染まりいい香りが漂う。3月上旬の週末にはスミレ祭りが盛大に開催される。
村の広場に30種類ものスミレの製品を売るブティック「ラ・タニエール・デュ・ルー」があり香りものの他、シロップを白ワインで和って飲むとおいしい。
この村にも芸術家、工芸家が多くアトリエを除きながらの散策が楽しい。
特に陶器は、ここを中心に活動している陶器同業者が集まって市が開かれる。その他にもテキスタイル,オリーブの木工細工などの工房が並んで散策にお薦めである。
村の先には、「「フロリアン」と言うフルーツコンフィ果物の砂糖漬け)の工房がある。この地方のレモン、オレンジ、桃などを独特の製法でコンフィにする。着色料、保存料など一切使用せず、瑞みずしい果物の色を保ったまま1年は持つらしい。
バラ、スミレ、ハーブなどの花びらの砂漬けもここの名物。
バラの花びらは、シャンパンに入れて飲むとロマンティックである。
更に奥のルー渓谷に入って行くと崖っぷちに城がそびえ中に美術館やル・ノートルが造った庭園がある。眼科の雄大な景色に見とれる程の大パノラマが素晴らしい。
天空の小さな村「クルトン」に立ち寄り今日の宿泊地「開放的な雰囲気のヴァルボンヌへ」向かう…
南フランスの小さい村々を車で走りぬけるこんな旅もお薦めです。