NO16.英国を楽しむ方の為のお薦めの映画「プライドと偏見」
「プライドと偏見」のストーリーは、18世紀末メリトンに暮らす4人の姉妹の結婚がテーマで主人公エリザベス(キーラ・ナイトレイ)とダーシー(マシューマクファディン)が結ばれるまでの究極のラブストーリー映画であるが、オールイングランドロケで華やかし頃の大英帝国時代を背景にハートオブイングランドがいたるところに出てくる。
イギリスの女流作家J・オースティン(1775-817)が生きた時代は女性が「幸せな結婚」を手に入れることが一番の幸せだった時代をハーレークインロマンス風に仕立て上げ情緒豊かに仕立て上げられていて観光の見所も随所に出てくる。
舞台のメリトンの町の撮影は、リンカーンシャー州南部のスタンフォード。このジョージア王朝様式の建物が並ぶ美しい街で18世紀の街を復元し軍隊の行進シーンや町外れの広大な敷地を持つバーリーハウスは、ダーシーの叔母キャサリン夫人のローグジング邸として使われている。この屋敷は16世紀中頃ウイリアムセシルによって建てられ当時としては最大かつ豪華絢爛な建物として有名であり映画の中でコリンズ夫妻と対面するシーンで使われた「ヘブンルーム」は圧巻!古代神話の神々を天井と壁一面に描いたフレスコ画はイタリア人A・ヴァリオの最高傑作とされている。
一方、ダーシーが所有する邸宅バービーシャーのチェスターフィールドから近い英国国立公園「ピーク・ディストリクト」に位置する
「チャッツワース」はイギリス屈指のマナーハウス。
エリザべスがダーシーの彫像の前で会話を交わすシーンは、スカルプチャーギャラリーで撮影。ダーシーの彫像以外は全て本物の大理石の彫刻でこの中の印象的な女性の彫刻は19世紀中期ヴィイルド・ヴェスタル・ヴァージンと呼ばれる作品でこの映画の為に目立つ場所に置かれたとか?
映画のロケ地として忘れてならないのが「ピーク・ディストリクトの大自然」ここから見渡す景色は素晴らしいの一言。
映画のストーリー通りに進むならペインテッドホールからスタート。続きは、映画で楽しんで頂くとしてイギリスにィ余裕を持って
行く人には是非足を運んで頂きたい場所である。