NO.194. 360度のスイス「ピラトス山」1日体験
360度のスイス「ピラトス山」1日体験
チューリッヒからスイス国鉄で1時間半足らずで行ける「龍の住む山ピラトス」。ルツェルンからだと大変便利です。
1859年ピラトスの山頂に到達したリヒャルト・ワグナーは、
中央アルプスを見渡す360度の風景に魅了され依頼、
「ニュールンベルグの指輪」で有名な作曲家を先頭に世界中から観光客が
この山を訪れるようになります。
例えば、イギリスの「ヴィクトリア女王」は馬の背に揺られ、
スペインの「カルロス王」や南極の探検家「リンカン・エルスウォース」
らがアルプスの大パノラマを楽しんだのです。
この山は、太古から神秘的な伝説や神話に包まれ中世には、魔力を持った
ドラゴンや妖精が住む山として信じられ、ピラトス湖には古代ローマの
ポンティウス・ピラトス(ピラト)の亡霊が住み着いているため山に登る
事は禁止されていました。
19世紀にエドアルド・ロッヒャー技師が登山列車を建築するといった
時には人々は彼を狂人扱いをしましたが、1889年全長4618mの
鉄道が完成し(1937年迄蒸気機関車運行)48%の「世界一の急勾配を
持つケーブルカー」として知られ1889年のパリ万博で
【回転する2つの歯車の設計】は紹介されています。
花が咲き乱れるアルプスの草原や飛沫のあがる山の清流、息を飲むような
岩の間を縫って、世界一の勾配を登るケーブルカー「アルプナッハシュタット~ピラトス山頂間」からは、運がよければアイベックス、アルプスカモシカやシャクナゲ、アルニカなどドスイスの花々を見ることも出来ます。
360度の展望が広がる標高2132mの山頂からは、73のアルプスの
名峰や無数の湖が見渡せます。
素晴らしい景色を楽しみながら、帰りは、ロープウエイやゴンドラリフトで
クリエンツ迄下り、バスでルツェルンへ戻ります。
ピラトス山の日帰り旅行は、きっと心に残るたびになる事、間違い無し!
時間があれば、蒸気船で近隣の山々へ巡る旅もお薦めです!
亦、ロマンティックに日の出や、一面の星空を体験したい方、雲の上での
会議や宿泊、パーティなど企画したい方は。是非ご相談下さい!
連絡待ってるよ!
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