NO.186.モネのモチーフを探して過ごす旅はいかが…モネにゆかりの深いルーアンとジヴェルニーを散策する。
モネのモチーフを探して過ごす旅はいかが…
モネにゆかりの深いルーアンとジヴェルニーを散策する。
その中心は、フランス史に彩られた港湾都市ルーアンの「ノートルダム大聖堂」。
Rouen ルーアン
パリ、サンラザール駅から列車で約1時間でルーアンに着く。
一番初めに言って欲しいのがモネの作品で有名な「ノートルダム大聖堂」
モネの作品:連作のなかで違った表情を見せてくれる大聖堂は、現在観光局になっている。大聖堂前の建築物の2階から絵筆を執っていたらしい。
当時そこは、女性洋品店。時間別にキャンバスを並べ光の移り変わりに
遭わせて次々に描いていったらしく、一刻の光を捉えることにこだわった
逸話も多く残る。6月から9月にかけて毎朝7時から夜7時まで、モネが
捉らえようとした光を再現して毎日日没時に12のイメージを大聖堂に
照射している。
ルーアンは、大時計や木組みの家が残る旧市街や多くの画家達が、描いた
風景画の舞台「カトリーヌの丘」、コレクションが揃っている美術館など
見どころも多い。特に百年戦争時のフランスの救世主「ジャンヌ・ダルク」が、1431年処刑された場所には、現在十字架が建てられ献花が絶えない。
Giverny ジヴェルニー モネの家
車でルーアンから約1時間のところにあるジュベルにー「モネの家」に
向かう。5月のモネの目抜き通り(1本道)は、緑の息吹に満ち溢れ花々が
咲き誇っている。モネが40年間住み続け描いた庭があるこの家は、
春から夏にかけて訪れて欲しい。
絵の中からそのまま抜け出したような「睡蓮の池」「太鼓橋」「花が咲き
乱れる庭」は、花の盛りが特にお薦めである!
モネの生前同様に保存されている家と庭。家の中では、寝室、アトリエ、
台所、浮世絵コレクションがある「黄色の食堂」を見ることが出来る。
近くには、印象派の影響を受けたアメリカ人画家コロニー跡の美術館や
レストランも印象派づくしの名所が残っている。
亦、幾つかのレストランでは、それぞれ「印象派のメニュー」を出して
くれる。
印象派絵画が好きな君たち!「冬の空が、どんよりとした寒い時期の格安
ヨーロッパ・パックで行くのも良いが、天候が良い、爽やかな風が吹く
5月からの花に囲まれた印象派モネの世界へ旅することをおすすめする!!!