NO.167カフェの達人【カフェを愛するものは、パリを愛す」!

カフェの達人「カフェを愛するものは、パリを愛す」!


パリの人々にとって、カフェは欠かせない場所。
生活の場であり文化であると誰もが言う。カフェに入って何処に座ろうかと店内を見回すと席によって値段が違う。
カウンターで立って飲むのが安く次が室内、そしてテラス席が一番高い。
席に着くとウエイターが注文をとりに来る。
中々こない時は、「
Monsieurムッシュー」と声をかければ良い。
Garconとは呼ばない)

ウエイターは担当テーブルが決まっているので注意!オーダーをした注文の品が
来ると一緒か、あるいは暫くしてレシートを持ってくるので支払いは席で行う。
トイレと電話は、大体セットになっていて地下にあり、トイレが有料の場合があるので小銭を準備しておこう。カフェの値段は、通りによって随分差がある。
特にシャンゼリゼ大通り界隈は高い!

パリには、有名なカフェがたくさんある。
中でもサンジェルマン・デ・プレは、かって文学者や哲学者が集まり議論を戦わせたカフェが集まるエリアとして知られている。
中央の柱に腰掛けている2つの人形が店名の「ドゥ・マゴ」や隣の「カフェ・ド・フロール」は、サルトル、ボーヴォワール、バタイユ、アンドレ・ブルトンらが常連としていた文学カフェで当時のフランス文学界の歴史の中でもその存在は大きい。

また、モンパルナス界隈では、若い画家達やアーティスト達が
集まったカフェが今も残り
そんな古き良き時代に思いをはせながらカフェでの寛ぎも一興・・・
ピカソ、マチス、サテイ、コクトーらが集まった「クーポール」 は、夜ともなるとパリらしい喧騒が広がり、並びにあるドームもパリの文学カフェとして欠かせない存在であり、かってここに集まった画家たちの写真が当時の様子を物語ってくれる。
カフェ・カルバでも注文して、大いに「カフェ」を楽しんでみよう!もしかしたら楽しい体験が味わえるかも・・・・・