NO148.光と影が織り成す不思議のシルエット【もう一度行ってみたいヴェネツィア】写真集

光と影が織り成す不思議のシルエット【もう一度行ってみたいヴェネツィア】写真集 
先日、イタリア旅行に行っていただいたR子さんからたくさんお写真を頂きました!
その写真の中から抜粋して「思い出のベネツィア写真集」を作って見ました!

光と影が織り成す不思議のシルエット【もう一度行ってみたいヴェネツィア】
水の都ヴェネイアの運河を軽やかに滑っていく黒くしなやかなシルエットのゴンドラの「黒」
の美しさは不思議なほど新鮮に浮かび上がってくる。
夕暮れ時のアドリア海に太陽が沈む瞬間、空がグラデーションをかけたような朱色に染まり
その残照の中でサンマルコ大寺院や時計塔がシルエットを次第に深め、やがて影絵のように
黒く映し出される瞬間は、ヴェニスの最も美しい表情の一つ。

ヴェネツィアのゴンドラの黒い色は昔から黒だったわけではない!
ヴェネツィア共和国の輝かしい時代は、原色の組み合わせで競い合い、色彩豊かなゴンドラ
運河を行き交い政府は【贅沢取り締委員会を結成】し後に、経済の衰えから17世紀「黒1色」に
定められた。
つまり「黒は、倹約の象徴」。ゴンドラは、「倹約の美学」!黒という色が、ヴェネツィアでは、
奥深い幻想的なものに仕上がり、影の主役になっていると思いませんか?

「影が強ければ、光も亦強し」!ヴェネツィアの町に注ぐ太陽の日差しが反射して、いくつもの
粒のようにその光のきらめきが美しく感じられる水面の光のきらめきをぼんやり眺めていると
うつろな気分にとらわれる。この光の中で見る景色は絶対忘れられない思い出の1ページ。

大運河を水上バスが走り、リアルト橋の下を通過するとき、多くの観光客に出会う!
運河を除いて町中いつでも歩行者天国なのだ。
なんて人間臭い、おっとりした町。そんなヴェネツィアだから「愛」の溺れた数多くの名画の
スクリーンにヴェネツィアは登場している。
【ベニスに死す】【旅情」【リトル・ロマンス】【夏の嵐】【赤い影】・・・
人間臭いこの町には、至る処に「絶対美】が存在する。
街中を歩くと、闇雲にカメラのシャターを押したくなるアングルが 次から次へと出現する。
この町の表玄関「サンマルコ広場」は、言うに及ばず「リトルロマンス」「旅情」に登場する。
「ため息の橋」「サンマルコ寺院の大理石と金色のモザイク装飾」「ドカーレ宮殿」など
観光名所を挙げるときりがない。映画、ドラマの舞台がいたるところにある。

運河は、町のメインストリート。一歩裏道に入れば、庶民の生活に触れる事が出来る。
入りくんだ迷路の中の生活風景やレストランの従業員の芝居がかった大げさな、しぐさなど
何気ない日常の生活までが 強い印象で胸に迫ってくる。
人間臭さが感じられるヴェネツィアの世界がここにもある。
亦、海鮮料理、パスタやワイン・チーズも美味しい!
これが、ヴェネツィアへ亦、行ってみたいと思わせる理由かもしれない。

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