NO.136春の色は≪ピンク≫ピンクといえば≪ロゼ≫春を楽しむ南仏ワイン!

春の色は≪ピンク≫ピンクといえば≪ロゼ≫春を楽しむ南仏ワイン! 
種類豊富なロゼのレベルが高いコートダジュールのワインを紹介!
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40年ほど前、日本ではワインといえば「赤玉ポートワイン」がワインの代名詞で今ほど
ポピュラーではなく僅かな富裕層の人たちが越に浸って飲んでいたのがロゼのシャンパン
だったような気がする。
フランスを代表するワインの産地はたくさんある中でもフランスでも最も古いワインの生産地
コートダジュールの内陸部で生産される上質のロゼは、特においしい!
ニース近郊のレストランでは豊富な種類のロゼが並んでいるが、レストランの軒先のテーブルに
腰掛けてマダムがワイングラスを傾けながらの一杯の時間。周りを気にせずゆったりした
時間を過ごしているのを見るとほほえましくなる。
ランチにグラスで一杯、綺麗に着飾ってディナーで淡白な魚料理を味わいながらの一杯は、
ほろ苦い辛口から甘めの味まで、ワインの色合いを楽しみながら楽しむ事が出来る。
天候や爽やかな空気のせいかもしれないが、異国で飲むワインの味は格別である。
もちろん、人気は赤ワインであるが、ワインコーナーにはバンドールやカシなどのしっかりした
味わいあるワインも好評のようだ。
時間が取れる方には、ニース郊外のワイナリー訪問をおすすめする。
その一つの「ペレのワイナリー」は、非常に古く標高250mのブドウ畑の向こうには雪を抱いた
アルプスの山々が見え、食事の前のハィキングは、おすすめである。
冬には強いミストラルがふきつけ苛酷な環境におかれる事でおいしい濃厚な葡萄が育つ風景を
見た後、本当に美味しいワインが出来る核心と新鮮な海の幸山の幸に恵まれた南仏料理は、
言わずもがな「美味しい」のである。
コート・ド・プロヴァンスのロゼの薔薇色は、凛として香りを味わい ゆっくりと時間をかけて
過ごす1日をおすすめする!

●私のおすすめのシャトーワイン
※コート・ド・プロヴァンス:コート・ド・プロヴァンスの一大ロゼ生産地。たくさんシャトーが
                あり手ごろな値段で買えるテーブルワイン。
※シャトー・ド・ペレ:ライムやモミザの香りがほんのり漂うしっかりした味の白ワイン。
※バンドール:芳醇な香りで赤白有り。濃厚な肉料理に合う赤ワイン。
※サントノーレ:修道士が醸造している希少価値ワイン【すぐ売切れてしまうのが難点)
※サンジャネ:高地で栽培された葡萄で作られた白ワイン魚料理に合う白ワイン。