ＮＯ．１３２．Londonベーカー街２２１「シャーロックホームズ邸」
Londonベーカー街２２１「シャーロックホームズ邸」
夜霧が立ち込めるロンドンの町の一角。
人けのたえた通りに、瓦斯燈の青白い明かりが石畳をぼんやり浮かび上がらせ、急ぎ足で通りを
歩いてくる。通りの名前は、ベーカー街２２１Ｂ番地。館の前で足を止めあわただしく呼び鈴がなる。
ドアが開き「｢ホームズさん、事件です」！
こうして事件の幕が上がる「シャーロックホームズ物語」 読者は、ロマンとスリルに満ちた世界に
引きずり込まれ、今でも記憶の片隅に名探偵シャーロックホームズは、残っている。
ところでこのベーカー街２２１Ｂ番地には、シャーロックホームズとワトソン博士の家がある。
といっても彼らは、物語の中の架空の人物で、現在この住所には，ある会社の事務所が入って
いて今でも時折、シャーロックホームズ宛ての手紙が来るらしい・・・
また、ベーカー街にはシャーロックホームズ・ホテルもあり、わざわざミステリーを意識してか
ホテル内の内部構造は、複雑で慣れない人やアルコールが入った人は中で迷ってしまうらしい・・・
さらに、このホテルのサルーンバーは、｢ドクターワトソン」と名前がついてワトソン白紙の客間
そっくりに作ってある。
その名のとおり、シャーロック・ホームズの小説の世界を再現したようなパブ。2階には小説の
記述どおりのホームズの部屋がある。
私がシャーロック・ホームズ物語のファンであることを知った英国人の友人が、トラファルガー・
スクエアに近いパブ「シャーロック・ホームズ」に案内してくれた。ノーサンバーランド・ストリート
１０番地にこのパブはあり、パイプをくわえたシャーロック・ホームズの胸像の看板がまず目に
飛び込む。、当時の建物がそのまま残されており、入口が二つある。
左手にサロン・バーの入口、右手にパブリック・バーの入口があり店の前面は大きなガラスの窓が
あり、シャーロック・ホームズ、ドクター・ワトソン、コナン・ドイルなどの肖像が曇りガラスに浮き彫りになっている。その上の窓ガラスにはビール（エール）のブランド名が飾り文字で描かれている。
２階にはレストランもある。
シャーロック・ホームズに多くの人が興味を持ち、また、このパブに２階にはベーカー・ストリート221B番地のシャーロック・ホームズの部屋を再現した博物館があり、その他に多くの興味ある
ホームズゆかりの展示物が飾られている。ここに展示されているすべてのコレクションは、１９５１年のイギリス祭(Festival of Britain)に展示されたものを、ビールメーカーであるウィットブレッドが
１９５７年に購入し、パブ・ノーサンバーランド・アームズに収納しました。このことがきっかけになり、
このパブがパブ・シャーロック・ホームズに名前を変更したのである。
このパブは、シャーロック・ホームズの住居であったベーカー・ストリート221Bから離れた場所に
あるのはなぜだろう？ホームズは、サー・ヘンリー・バスカヴィルとパブの向かい側にあったノーサンバーランド・ホテルで会っている。また、ノーサンバーランド・ホテルには、ホームズとワトソンがよく通ったトルコ風呂がありいまは、地名にノーサンバーランドが残っているだけでホテルはない。
ロンドンには同名のホテルがあるが、この地ではなくキングズ・クロス・セント・パンクラス駅近くの
ユーストン・ロードにある。
現在パブ・シャーロック・ホームズは、グリーン・キング（パブ運営とビール醸造の会社）が所有して
おり、パブ・シャーロック・ホームズ向け限定で醸造するシャーロック・ホームズ・ブランドのエール
（ビール）がある。もちろん、シャーロック・ホームズは自分自身の好みの銘柄を持っていましたが・・・。
ロンドンにいかれたら是非｢空想のシャーロックホームズの世界」探訪を試みては・・・！
不死身の探偵シャーロック・ホームズの世界
60あまりの作品は、すべて不死身の探偵シャーロック・ホームズとその親友の
医者ワトソン博士が登場。スコットランド・ヤード（警察）が諦めた事件でさえ、
ゴミ、足跡、個人の人格などを研究し、彼等は協力し合って解決する。
ホームズとワトソンは、英国の至る所に神出鬼没。
ロンドンの霧の日に限って事件は起こるようで、今は「シャーロック・ホームズ博物館」になっているべーカー通り221B番地にある下宿の小さな部屋のあかあかと燃えている暖炉前で、片隅に座っているホームズとワトソンの場面から始まります。
また、ロンドンで一番古い聖バーソロミュー病院の化学研究室は、スタンフォード青年によって、ホームズとワトソンが出会う重要な場面に登場します。
トラファルガー広場の近くにあるノーザンバラード通りの「シャーロック・ホームズ・
パブ」では下宿の部屋を再現していますので、旅の思い出にビールなどをいただきながら見学してください。また、シャーロック・ホームズは、ロンドンの金融ビジネス街
シティの中を歩き回ったりするのです。もちろん、お馴染みの鹿狩り帽（ディアストーカー）をかぶり、インヴァネス・コートを羽織って颯爽と歩いていたはずです。
コナン・ドイルはエジンバラに生まれ、エジンバラ大学で医学を修めました。
そこで、ドイルはジョセフ・ベルという外科医である教授に出会いますが、この教授に、シャーロック・ホームズのインスピレーションを感じたのです。
ベルは背が高く、痩せていて、洞察力のある目をしており、論理的な考察力において尋常でない技術をもっていました。ホームズのように、ドイルはパイプ煙草を吸い、
ホームズ式のやり方で、実生活の犯罪を解決することもありました。
無実の人を自由の身にしたことが何回かあったのです。
シャーロック・ホームズはロンドンから英国中へと出掛けていきます。
エセックス、サセックス、ヨークシャー、デボンなど英国のカントリーサイドでも活躍
しますが、「バスカヴィル家の犬」ではデボン州のダートムーアという荒涼とした地で
危うく命を落とすところでした。バスカヴィル館のモデルとして幾つかのマナーハウスが元祖（？）と名乗りをあげているようです。
2010年には、ガイ・リッチー監督による、シャーロックホームズの映画も公開に
なります。英国政府観光庁の映画キャンペーンサイトにも、作者コナン・ドイルの
ゆかりの地をはじめ、映画のロケ地など、詳しくご紹介されています！
シャーロック・ホームズゆかりの地をめぐる旅
★ロンドン ●シャーロック・ホームズ博物館 Sherlock Holmes Museum
1881年から1904年の間、ロンドンのベーカー街221番地Bにホームズとワトソンは住んでいることになっていますが、これはあくまで空想上のこと。
しかし、ホームズは住んでいた・・・と信じる人々の力によって「ベーカー街221番地B」が生まれてしまったのです。今は「シャーロック・ホームズ博物館」として公開されています。
当時の時代背景とホームズワトソンの生活を見ることができます。
シャーロック・ホームズの事件簿に書かれているとおり、1階ホールから2階までは
17段の階段、日当たりのいい部屋には大きな2つの窓、裏には中庭があります。
ワトソン博士の部屋は土産物ショップになっています。
*221B Baker St.,NW1
TEL 071-935-8866
地下鉄はBaker St.下車
● シャーロック・ホームズ・パブ Sherlock Holmes Pub
チャリング・クロス駅から西へ5分行った所にあるパブは、シャーロック・ホームズ
一色です。一階のパブには「バスカヴィルの犬」に出てくる犬の剥製とか足型など、
ゆかりの品々がおいてあり、2階のレストランの一部には、ベイカー街のホームズと
ワトソンの居間が再現されています。これは1951年の英国展のときに正確に作ったものを移したものというだけあって、帽子掛けにかかっているインヴァネス・コートと
ディアストーカー、壁にはピストルの弾痕でV・Rの文字・・・すべて「マスグレーブ家の儀式」に書かれたとおりです。
●このほか、ロンドンはシャーロック・ホームズの足跡でいっぱいです。拡大鏡を
持たなくても目にはいってくるものばかりです。地下鉄ベーカー・ストリート駅の
ジュビリー線のホームの壁には「ホームズ物語」からとった大きなイラストが飾って
あります。ベイカールー線のホームの壁にはホームズのシルエットが化粧タイルで
描かれています。駅構内にはパブ「モリアーティ」まであるのです。
有名なロースト・ビーフの店「シンプソンズ・イン・ザ・ストランズ」は「瀕死の探偵」の
事件解決後に2人が食べた高級レストラン（ストランド街100番地）です。
★イーストボーン ロンドンから92km
海浜リゾートとして歴史が古い、南東インフランドのイーストボーンは、ホームズが
隠退して養蜂と執筆で暮らしたという町です。中心から7マイル離れた海岸で2階屋の家に暮らしたと記されています。どうやらサセックス丘陵のことのようです。
★ポーツマス ロンドンから120km
港湾都市であり、保養地でもあるポーツマスで、エルム・グローブとカスッスル・ロードが交差する辺りでドイルは医者を開業し、「ホームズ」を書きました。
不死身の探偵シャーロック・ホームズの世界
60あまりの作品は、すべて不死身の探偵シャーロック・ホームズとその親友の
医者ワトソン博士が登場。スコットランド・ヤード（警察）が諦めた事件でさえ、
ゴミ、足跡、個人の人格などを研究し、彼等は協力し合って解決する。
ホームズとワトソンは、英国の至る所に神出鬼没。
ロンドンの霧の日に限って事件は起こるようで、今は「シャーロック・ホームズ博物館」になっているべーカー通り221B番地にある下宿の小さな部屋のあかあかと燃えている暖炉前で、片隅に座っているホームズとワトソンの場面から始まります。
また、ロンドンで一番古い聖バーソロミュー病院の化学研究室は、スタンフォード青年によって、ホームズとワトソンが出会う重要な場面に登場します。
トラファルガー広場の近くにあるノーザンバラード通りの「シャーロック・ホームズ・
パブ」では下宿の部屋を再現していますので、旅の思い出にビールなどをいただきながら見学してください。また、シャーロック・ホームズは、ロンドンの金融ビジネス街
シティの中を歩き回ったりするのです。もちろん、お馴染みの鹿狩り帽（ディアストーカー）をかぶり、インヴァネス・コートを羽織って颯爽と歩いていたはずです。
コナン・ドイルはエジンバラに生まれ、エジンバラ大学で医学を修めました。
そこで、ドイルはジョセフ・ベルという外科医である教授に出会いますが、この教授に、シャーロック・ホームズのインスピレーションを感じたのです。
ベルは背が高く、痩せていて、洞察力のある目をしており、論理的な考察力において尋常でない技術をもっていました。ホームズのように、ドイルはパイプ煙草を吸い、
ホームズ式のやり方で、実生活の犯罪を解決することもありました。
無実の人を自由の身にしたことが何回かあったのです。
シャーロック・ホームズはロンドンから英国中へと出掛けていきます。
エセックス、サセックス、ヨークシャー、デボンなど英国のカントリーサイドでも活躍
しますが、「バスカヴィル家の犬」ではデボン州のダートムーアという荒涼とした地で
危うく命を落とすところでした。バスカヴィル館のモデルとして幾つかのマナーハウスが元祖（？）と名乗りをあげているようです。
2010年には、ガイ・リッチー監督による、シャーロックホームズの映画も公開に
なります。英国政府観光庁の映画キャンペーンサイトにも、作者コナン・ドイルの
ゆかりの地をはじめ、映画のロケ地など、詳しくご紹介されています！
シャーロック・ホームズゆかりの地をめぐる旅
★ロンドン ●シャーロック・ホームズ博物館 Sherlock Holmes Museum
1881年から1904年の間、ロンドンのベーカー街221番地Bにホームズとワトソンは住んでいることになっていますが、これはあくまで空想上のこと。
しかし、ホームズは住んでいた・・・と信じる人々の力によって「ベーカー街221番地B」が生まれてしまったのです。今は「シャーロック・ホームズ博物館」として公開されています。
当時の時代背景とホームズワトソンの生活を見ることができます。
シャーロック・ホームズの事件簿に書かれているとおり、1階ホールから2階までは
17段の階段、日当たりのいい部屋には大きな2つの窓、裏には中庭があります。
ワトソン博士の部屋は土産物ショップになっています。
*221B Baker St.,NW1
TEL 071-935-8866
地下鉄はBaker St.下車
● シャーロック・ホームズ・パブ Sherlock Holmes Pub
チャリング・クロス駅から西へ5分行った所にあるパブは、シャーロック・ホームズ
一色です。一階のパブには「バスカヴィルの犬」に出てくる犬の剥製とか足型など、
ゆかりの品々がおいてあり、2階のレストランの一部には、ベイカー街のホームズと
ワトソンの居間が再現されています。これは1951年の英国展のときに正確に作ったものを移したものというだけあって、帽子掛けにかかっているインヴァネス・コートと
ディアストーカー、壁にはピストルの弾痕でV・Rの文字・・・すべて「マスグレーブ家の儀式」に書かれたとおりです。
●このほか、ロンドンはシャーロック・ホームズの足跡でいっぱいです。拡大鏡を
持たなくても目にはいってくるものばかりです。地下鉄ベーカー・ストリート駅の
ジュビリー線のホームの壁には「ホームズ物語」からとった大きなイラストが飾って
あります。ベイカールー線のホームの壁にはホームズのシルエットが化粧タイルで
描かれています。駅構内にはパブ「モリアーティ」まであるのです。
有名なロースト・ビーフの店「シンプソンズ・イン・ザ・ストランズ」は「瀕死の探偵」の
事件解決後に2人が食べた高級レストラン（ストランド街100番地）です。
★イーストボーン ロンドンから92km
海浜リゾートとして歴史が古い、南東インフランドのイーストボーンは、ホームズが
隠退して養蜂と執筆で暮らしたという町です。中心から7マイル離れた海岸で2階屋の家に暮らしたと記されています。どうやらサセックス丘陵のことのようです。
★ポーツマス ロンドンから120km
港湾都市であり、保養地でもあるポーツマスで、エルム・グローブとカスッスル・ロードが交差する辺りでドイルは医者を開業し、「ホームズ」を書きました。
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