NO.122.◆◆世界で3番目に小さい・サンマリノ共和国◆◆

 




 ヨーロッパには,小さな独立国が7つあるが、その中のひとつ「サンマリノ共和国」 は、北イタリアのアドリア海側にある小さな小さな独立国である。
「サンマリノ共和国」は、「ヴァチカン市国」「モナコ王国」に次ぎ3番目に小さな独立国で人口は約2万5千人、61平方キロメートル。イタリヤの中にある小さな独立国なのだ。
イタリアのリゾート地「リミニ」から南に24km、バスで移動しているとリミニ付近から遥か彼方の山頂にこの「サンマリノ共和国」が見えてくる。 標高は約750mあり、下から見上げたサンマリノ共和国は 少しかすんで見え、「あんなところまでバスで行けるのだろうか」と思うくらいである。





サンマリノ共和国とイタリアとの国境に来れば、
「Repubblica di San Mariano」
と大きな表示が出ているので、すぐに国境
だとわかる。
勿論、観光バスで入国するときはフリーパスで入っていけるが、個人で車で入国
する場合などは、税関で手続きを行わなければならない。
バスで登りつめたあとは、旧市街は徒歩で観光となる。
」小さな町であるし、観光バスは旧市街の外の大きな駐車場にとめておくことになる。
この町はほぼ垂直な岩壁になっており、町の中はどこも坂道ばかりである。
まずは、町の入り口「サンフランチェスコの門」から町へ入っていく。




小さな道を登って行くと「Piazza Tittano」(ティッターノ広場)にでる。
そこから右側(東側)にも少し小さな道を登ったら「Piazza Garibaldi」
(ガリバルディ広場)にでてくる。 その広場の角に郵便局がある。
サンマリノ共和国を訪れたなら、珍しい切手で有名なこの国から日本まで葉書でも出して
みよう。サンマリノ共和国の財源のひとつである珍しい切手はやはり郵便局が一番。
郵便局の横にはポストもあるのでここからすぐに投函することができる。
ここはれっきとした独立国。忘れてはいけないのは、この国の切手はこの国でしか
使えない!サンマリノ共和国のポストは「白」。中心の部分にはこの国の国旗。
この写真では良くわからないが、国旗の中心には3つの要塞が描かれている。
小さな独立国だから、イタリアとは税金だって違う。消費税がゼロだから、香水、お酒、
アクセサリーがイタリアよりも安く購入することができる。お店を覗いて見るのも楽しい。
夏場は小さな坂道には所狭しと観光客が押し寄せる。小さな国だが活気にあふれている。