中世の面影を閉じ込めたBRUGGEの佇まいをもう一度!

中世の面影を閉じ込めたBRUGGEの佇まいもう一度!
海外旅行もコロナウイルスやオミクロンの蔓延で2年  も海外への旅が
できずにいる。思い出に残る5年前のブルージュの2月初旬は、
珍しく温暖で気持ちのいい朝靄の中のブルージュに滞在していた。
朝霧に浮かぶ北海へ通じる運河が今も古都ブルージュを守る幻想的に守っていた!
   
今まで行ったEUROPE の都市の中で心に残る都市を挙げるとしたら
其の1つにベルギーの「ブルージュ」BRUGGEを挙げたい。
縦横に走る水路に木々の緑といくつもの橋が風情を添える「水の都ブルージュ」。
毛織物産業で繁栄を極めた中世の建物が残る町並みは「屋根のない博物館」
呼ばれるにふさわしい。
運河で楕円形に囲まれた町は、叙情豊かにゆっくりと堪能できる。
ここでは、階段状の切妻屋根の建物や石畳の小道など街角の風景を
眺めながらゆっくり、のんびり町歩きをすることをお薦めしたい。
町の中心マルクト広場Marktに立つと美しい州庁と天に向かって
そびえる鐘楼などの歴史的建物に囲まれカラフルなカフェやショップが
軒を連ねる。
少し歩くと市庁舎や聖血(キリストの血)が収められた聖血協会、
ヨーロッパ最古の病院「ヨハネ施寮院の中のメムリンク美術院、
其の先のぺギン協会までの歩いて20分エリアは、見所がいっぱいの
芸術探訪コース。

  気分を変えて、チョコレート屋巡り、ポビンレース、運河クルーズと
見所もいっぱい、中でもフランドルの田舎町、運河とポプラ並木が
美しい「ダム」は、お薦め。
ダムまでの田園地帯を運河に沿って自転車で走ると、まるで印象派の
絵画の世界にいる摩訶不思議な気分。自分だけの世界が広がる。
お腹がすいたら運河沿いのレストランかマルクト広場のレストランで
美味しいベルギービールとシーフードで締めくくり。
  
この充実したブルージュの休日をゆっくり楽しめる日が来ることを
期待して暫くは、日本の自然や田舎巡りで気分転換。
その時まで国内印象派の景色を楽しむつもり…。