「グリューワイン」は、冬のおすすめ!ほっとする美味しさ‼ GLUHWEIN

  「グリューワイン」は、冬のおすすめ!
     ほっとする美味しさ‼
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オーストリア・グルメ探訪
10月下旬からアルプス山脈は雪に覆われ、美しい白銀の

世界と化す頃、気温も一気に下がりあっという間に冬一色
のムードになる。
こうした寒い季節で身体と心が温まるお薦めの伝統的な

飲み物「グリューワイン」の旅を紹介しよう。
直訳すると「熱したワイン」という意味らしいが、日本では

「ホットワイン」として親しまれている。
この酒の歴史は紀元前から伝わる最も古いお酒(ワイン)で
あるが8~9世紀のドイツでは、カール大帝の命で作り方が
民衆に普及しドイツ南西部と北部がワイン生産の中心地と
なった。

 
北部で取れたワインは、酸味が強いため蜂蜜、ハーブ、ベリー、
香辛料などを加え飲みやすい甘さにしたのがグリューワインで
オーストリアで好んで飲まれるようになった。
このワインは、ドイツでは赤ワイン、北イタリアでは白ワイン、そして
オーストリアでは赤・白の両方が飲まれている。
オーストリアの冬の旅にはもってこいの飲み物だ。鉄道やポストバスを
利用して町や村・深山幽谷という趣の深い所までいって、その地の

人とワインセラーで酒を飲み交わす。人情に触れジビエ料理に
舌包みし音楽を聞く。
冬のオーストラリアをゆっくり旅するのもいいものだ。
ちなみににぎやかになる前に、バロックのザルツブルグや湖水地方の

散策をお薦めする。
クリスマスの時期になると日本でもホットワインやジビエ料理を
味わいながら楽しむクリスマスマーケットが人気です。

冬空の下、福岡・博多のクリスマスマーケットもここ数年                                        「冬の風物詩」として、年末迄 多くの人出で賑わっています。