スイスのクリスマス

スイスのクリスマス

11月からクリスマス前日までルツェルンやベルン、
モントレー、チューリッヒなど各地でクリスマス
マーケットが開かれます。
チューリッヒは、ヨーロッパで最大の屋内マーケットで
知られています。この時期、旧市街、中央駅などに
小さな露天が立ち並び何といっても2万を超える光の
イルミネーションは、ロマンテックなクリスマス
ムードの街のあちこちで光のページェントが楽しめます。
 
本来、聖ニコラス(サンタクロース)の事をドイツ語圏
ではSamichlaus、フランス語圏ではPereNoelイタリア
語圏ではSanNicolaoと呼び、クリスマスシーズンを
カソリックでは「12月6日」からスタートし、
プロテスタントは「12月24日」にイブを迎えます。
宗教革命の国として知られるスイス。

 

16世紀東のチューリッヒのツビィングリ西のジュネーブの
カルバン派の宗教運動は各地で広がり2つの言語圏の
中世都市フリブールは頑なまでにカソリックを貫いたため
今でも12月6日「聖ニコライの日」を特別に祝います。
地域によってサンタクロースのスタイルが違いますが、
赤いマントを着て白髭サンタだったり、法冠をかぶって
歩いてきたり、ロバに乗ってきたり、ヘリコプターで登場
したり様々ですが一般家庭では、モミの木にそれぞれの
家の伝統の飾りつけを施し、本物のキャンドルを飾り
クッキーとご馳走と共に楽しい夜をすごします。
この時期のスイスワインは格別の旨さです。
 
でもコロナウイルス、変異株オミクロンが世界中に
蔓延する今年のクリスマスは、国内で過ごすことを
お勧めします。
海外旅行の楽しみは、2年後に取って於いて今年は、
自宅でファミリークリスマスや国内のクリスマス 
マーケットスイスに行った気分で楽しい時間を
お過ごしください!