NO.53 魅惑のウイーン「ワイン畑新探訪！」

今回、オーストリア・ウイーン市の要請で３月末日から訪問する機会を得た。
久しぶりのウイーンでウイーン市から８KmのBiambergビーサンベルグを訪問。２２０件ほどのワイン作りをするワインセラーが小さい歩道に沿って並びブドウ畑のあちこちに白い桜が満開でウイーンで忘れかけていた桜吹雪を体感できた。
周りにホイリゲも多く初物ワインと美味しい料理を召し上がることも出来る。
※ホイリゲとは、｢今年の｣の意味でワインの新酒をさすが新酒を飲ませる居酒屋もさす）
３５００年の歴史を持つこの地域のブドウ畑は、白７５％赤２５％の割合で生産され、その中でも４００年の歴史を持つワインセラー「CHRIST」の跡継さん、セザンヌが好きな　Christ Heurigerライナークリスさん（只今花嫁募集中）に丘の上まで広がるブドウ畑と山頂まで続くFolkenberg(テーマ的散歩道）の石畳まで案内頂いた後のワインテイスティングの美味しかったこと。
　Christのワインケラーでの試飲ワインを紹介すると(現地価格）
１．４タイプのワインをミックス｢ゲムシュターナッツ」０７年物が（９ユーロ）
２．ソービニヨン･ブラン(スグリ味）０７年物（１３ユーロ）
３．バイスブルグ（力強い/満月のワイン）０６年物（１５ユーロ）４．XXI(２１区)メルローカルバネ（２５ユーロ）と非常に安くて美味い！この中で満月の日に飲むバイスブルグは格別だ！
自分用にもお土産にもお薦め！但し、機内持ち込みにはご注意！！
※ワインケラーは貯蔵庫の地下室を酒場にしてワインと料理を提供する店のこと！
もちろんウイーン郊外には、緑豊かなベートーベンゆかりのハイリゲンシュッタットや
グリンツイングにも良い散策＆休憩ドリンクスポットは数多くある。
ホイリゲ店の軒先にある針葉樹の束・小枝は葡萄栽培農家が営業中であることを示し新酒があることを示している。ウイーンでのショッピングや観光に疲れたら街から夕刻繰り出してホイリゲで一杯楽しむのも良い。もちろん街中にもホイリゲ風居酒屋｢シュッタトホイリゲ｣も有り新酒は、１１月１１日の聖マルティーン祭が解禁日となる。
しかしながら、ウイーンは実はビールも美味しい！こだわりの自家製ビアーハウス体験もお薦めしたい！
ウイーン近辺のホイリゲ＆ワインケラーについてのお問い合わせはTOMMYまで！