NO.51.春~初夏の「ブルガリアの見どころポイント」!

ブルガリアリラの僧院
Ⅰ.ブルガリア訪門で押さえておきたい見どころポイント!
「5月末の薔薇祭りと3つの世界遺産」
薔薇の栽培で有名なブルガリアの薔薇の谷地域で毎年5月下旬に収穫を祝って「薔薇祭り」がおこなわれます。かわいらしい民族衣装の地元の人々がバラ園で花摘みの儀式や観光客と一緒に歌やダンスに興じたり、薔薇のケーキやローズワインが振舞われ、とても楽しい賑やかなお祭りです。
この時期お薦めのツアータイムを利用して3つの世界遺産も訪ねてみましょう。宗派を超えて人間の信仰の篤さを強く感じる場所は、「リラの僧院」でしょう。
首都ソフィアから120Km/車で2時間以上かかるリラ山の山奥に印象的なたたずまいを見せています。歴史を紐解けば9世紀イヴァンリルスキーという人物がリラ山中に住み着き彼を慕い志を同じくするものが集まったのが僧院の始まりと言われ、以来1000余年
ブルガリア正教の総本山として常に国民の精神的支柱としてその存在は、「正統にして特別」なのだそうです。修道士の居室が外陣を取り囲み中庭には、聖母像が立ちその縞模様
のアーチをくぐればまばゆいばかりに彩られたフレスコ画に圧倒される。
人々の祈りや慈しみを受けてきたこの僧院は、1983年世界遺産に登録された。
次は、13世紀に無名の画家によって描かれた壁画で有名なボヤナ教会。
ちいさいながらも11,13,19世紀の建造物が渾然一体と融合され見ごたえ充分。
最後に、紀元前3世紀頃のトラキア人の墓。
1944年に発見されたが中は空っぽだった!
しかし、墓盗掘達が持ち出せなっかた物が「天井壁画」この3点は世界遺産である。
是非ともブルガリア観光では、見て欲しい場所である。