NO.175フランス「シャトー・プリュレ・リシーヌ/ワインシャトーを訪ねて」
シャトー・プリュレ・リシーヌを訪ねて
観光開発機構のご招待のより、フランス・アキテーヌで
「ランデヴー・アン・フランス研修2011」に参加し、一面に広がる
メドック地区の葡萄畑「シャトー・プリュレ・リシーヌ」を見学してきた。
シャトー・プリュレ・リシーヌのワインは、第4級に格付けされる
フランスボルドー地方の美味しいワインである。
長期熟成向きなボルドーの特徴のひとつに、いくつかのブドウ品種を
混ぜて造る事が挙げられる。このシャトー・プリュレ・リシーヌも
同じでカベルネ・ソーヴィニョン・メルロ・ プティ・ヴェルド など
個々の品種の特徴を持つワインをブレンドする事で奥行きがでて、
複雑な香りや味わいが生まれ、また造り手によってそのブレンド比率が
異なる為、多様なワインが造られ、シャトーワインの個性が引立っている。
まろやかで味わいのある良いワインは、若いうちはタンニン分が豊富で
パワフルなカベルネ・ソーヴィニヨン/メルロのワインは最も長期熟成に
向くワインのひとつであり、熟成と共にエレガントさや滑らかさなど
複雑に味が増すと言われている。
このシャトー・プリュレ・リシーヌで地平線まで広がる葡萄畑を
眺めながらのテイスティングは最高であり、この後の食事もワインと
愛称が良く3時間にわたる昼食は、私の記録を更新し、今後の
体重や糖尿病数値が急激に上がることが心配である…
ワインの格付は、第4級だが、味わいは特級ワインに負けてなく
深い味わいが喉に残る。
食事中に、お隣のフランス人にご教授頂き、人生の大きな節目で
ある還暦のお祝いに、今まで人生を共に歩んできた仲間と生まれ年の
ワインをシャトーで楽しむとの事。
自分達と同じ年60年前に収穫された葡萄で作られ、同じ年月を経て
熟成された神聖なワインで、想い出を蘇らせて、同じ時を過ごした仲間と、
特別なヴィンテージワインを飲みながら想い出を語り合う。
こんな素敵な事、自分もやってみようと思い、このシャトー・プリュレ・
リシーヌ・ワインを買って日本に戻り、仲の良い友達と満開の桜の下での
ワイン会を計画中である!
ちなみに、ボルドーに行ったら是非、シャトーでのワインと食事付
宿泊をお薦めする!
Nonbe du Tommy