ア・ラ・ボンヌ・フランケット A la bonne Franquette

Tommyが薦めるパリのレストラン

ア・ラ・ボンヌ・フランケット A la bonne Franquette

ア・ラ・ボンヌ・フランケットは、モンマルトルの丘の上を象徴するお店です。

4世紀以上も前に建てられたこの古い家は、創業は1890年。
19世紀にはピサロやシスレー、セザンヌ、トゥルーズ・ロートレック、

ルノワール、モネ、ゾラやゴッホなど、芸術家たちのたまり場でした。

サヴォワ地方出身のこの店の主人、パトリック・ラッシュブ氏は、

モンマルトルの村で有名だったこの店が、その名声に値するように沢山の

努力をしてきました。

昔の店の名前はラ・ガンゲットといったそうです。
ゴッホはこの店の庭をラ・ガンゲットという名の絵画に残し、

ルノワールもまた「舟遊び仲間の昼食会」という名の絵を描いています。

今から40年程前、私が学生時代にモンマルトルでオーナーと出会い、長いお付き

合いをさせて頂きましたが 現在お店は、息子さんが店を引き継ぎ、お孫さんが

店の運営をしています。

ここでは、観光客が安心して楽しめるお店です。。

お店が選ぶ材料やワインはみな上質なものばかりです。

選ばれた生産者たちは、高い品質基準を満たすように努力し ここでは

地方のおいしい特産品や、大小様々な産地のワインを味わうことができるのです。

ア・ラ・ボンヌ・フランケットの料理はボリュームたっぷり。

 

温かい宿屋の雰囲気は、時折モンマルトルの丘に上って来る歴史や絵が好きな

旅行客を喜ばせてくれます。常連たちはカンタル地方のラボリという店の

ハムやサラミ、バスク地方のブーダン、カン地方の内臓料理などがお好みです。

肉料理好きで味にうるさい人たちは、シャロレの牛肉が大好きです。

ワインに関しては、それなりの値段がする美しいラベルがずらりと

メニューに載っていますが、「ラ・キュヴェ・ドゥ・ラ・ボンヌ・

フランケット」というワインが18ユーロで愛飲されています。

ここに来たら、隣の人たちの嬉しそうな表情を見て頂ければこの店の良さが

わかります。

 

すぐ隣には、レストランの別館、ワイン・バーも存在します。

こちらは「オー・ボン・ヴァン」という店で、店内で立ち飲みするか、

小さなサント・リュステック通りに面したテラスに座って、

グラスワインのセレクションと生ハムやサラミの盛り合わせや、

チーズの盛り合わせを味わってみてください。

パリの旅行中に是非モンマルトルで印象派の世界に浸ってみては…。

A la bonne Franquette ア・ラ・ボンヌ・フランケット
住所:18 rue Saint Rustique 75018 Paris
電話:01 42 52 02 42
メトロ:12番線 Abesses
営業時間:年中無休 12時〜23時
値段:お昼のコース 前菜+メインで19ユーロ、メニュー・ボンヌ・

フランケットは27ユーロ※事前予約がお勧めです!