229.Tommy's絵画美術館 今月(7月)の作品ルートヴィッヒ1世が愛した美人画を紹介

229.Tommy's絵画美術館 今月(7月)の作品
ルートヴィッヒ1世が愛した女性を描いた美人画を紹介!


ドイツミュンヘン郊外:ニンフェンブルグ城。
ドイツミュンヘン郊外にニンフェンブルグ城というお城があります。
バイエルン王ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮で、広大な敷地には
運河があり いくつもの庭園が広がるお城です。
 
特に豪華な内装や調度品があるロココ調の大広間は優美で 素晴らしく
このお城には、美人画ギャラリーと呼ばれている 場所があります。
ルートヴィッヒ1世はノイシュヴァンシュタイン城を建てた
ルートヴィッヒ2世の祖父に当たり 彼は踊り子ローラ・モンテス嬢に
夢中になり、王の座を追われたのだそうです。
そのローラ・モンテス嬢やその他の彼が愛した36人の女性の 肖像画が
飾られている場所が美人画ギャラリーとよばれています。 
 
その一部の肖像画~ 


36人の美人画のある部屋(ニンフェンブルク城内)ルートヴィヒ1世の
趣味で描かせたそうです。
<左から順番に>※一部を紹介します。
ヘレーネ・ゼドルマイヤー: 「美しいミュンヘン娘」という呼び名で愛されている。
ローラ・モンテス: ルートヴィヒ1世の愛人。彼女とのことで退位を余儀なくされた。
マリー・フォン・バイエルン: ルートヴィヒ2世の母親の若き日の姿。
アレクサンドラ: ルートヴィヒ1世の娘。